「初期費用で貯金が尽きた」「給料日前で手持ちがない」「見積もりが予想以上に高かった」
引越し費用の支払いを少し待ってほしい時、後払いは可能なのでしょうか?
業界の原則は「作業前現金払い」ですが、実は支払いを先延ばしにする方法はいくつか存在します。業界歴23年のプロが、業者が嫌がる「ツケ払い」を通すためのテクニックと、現金がなくても乗り切る裏ワザを伝授します。
💡 プロの結論:個人への「ツケ」は基本NGです
引越し業界は「作業前(積み込み前)の現金払い」が原則。
ただし、「クレジットカード」や「後払い決済」を使えば、実質的に支払いを1~2ヶ月先延ばしにできます。
「後払い」には、業者側のリスク(踏み倒し)があるため、条件が厳しくなります。まずは自分の状況を確認しましょう。
現金がない場合でも、以下の方法を使えばピンチを切り抜けられます。
引越し業者の端末では「一括払い」しか選べないことが多いですが、決済後にカード会社のアプリやWEBサイトから「あとから分割」や「あとからリボ」に変更することで、支払いを月々数千円に分散できます。
※ これが最も現実的で、業者にも迷惑をかけない方法です。
銀行や信用金庫の「フリーローン」や「多目的ローン」は、金利が低く(年利5~10%程度)、引越し費用にも使えます。ただし、審査に1週間程度かかるため、早めの申し込みが必要です。
最近の中小引越し業者の中には、メールアドレスと携帯番号だけで翌月払いができる「Paidy」などを導入しているところが増えています。クレジットカードを持っていなくても利用可能です。
どの方法を選ぶべきか、一覧で比較しました。
| 方法 | 難易度 | 手数料 | 対応業者 |
|---|---|---|---|
| クレカ分割 | 易しい | 年利12-15% | 多い |
| 銀行ローン | 難しい | 年利5-10% | 全業者OK (現金受取のため) |
| 後払い決済 | 易しい | 無料~ | 少ない |
| 後日振込 | 激ムズ | 振込手数料 | ほぼ拒否 |
当日になって「お金が足りない!」と気づいた場合、隠さずに交渉する必要があります。
「当日おろせばいいや」と思っていても、多くの銀行カードは1日の引き出し限度額が50万円です。高額な引越しの場合、当日におろせず支払えない事態になります。
「大変申し訳ありません。現金の用意が間に合いませんでした。
今すぐクレジットカードで決済するか、親族から借りて今日中に振り込みます。
念書を書きますので、作業を進めていただけないでしょうか?」
※ 無断で支払いをバックレると、法的措置を取られたり、業者間のブラックリスト(要注意顧客情報)に乗るリスクがあります。
一番怖いのは、営業と現場の連携ミスや、思い込みによる「当日払い不可」です。
「基本料金はカードOKだが、当日発生した追加料金(エアコン工事費や高速代など)は現金のみ」というケース。手持ちがゼロだと、ここで詰みます。必ず数万円の現金は持っておきましょう。
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引越し業界歴23年。現場で「払えない」というトラブルに直面した際、荷物を降ろせずに警察沙汰になるケースを見てきた。金銭トラブルは信用情報にも関わるため、事前の資金計画と、使える決済手段の確保を強く推奨している。