「IKEAのベッドや本棚があります」と伝えた途端、見積もりを断られたり、高額な追加料金を提示された経験はありませんか?
実は、多くの引越し業者にとって**IKEA家具は「運びたくない荷物No.1」**なのです。
💡 結論:隠して契約するのはNGです
黙って契約しても、当日「運べません」と置いていかれます。
「専門業者に分解を頼む」か「ノークレーム条件で運んでもらう」かの二択しかありません。
業者が意地悪をしているわけではありません。IKEA家具には、日本の家具とは違う「構造的な弱点」があるからです。
① 素材が「おがくず(パーティクルボード)」
IKEA家具の多くは、木材チップを固めた素材でできています。軽くて安いですが、強度は低いです。
② 「木ネジ」で直接固定している
日本の家具は「金属の受け」にネジを通しますが、IKEAは「木(おがくず)」に直接ネジをねじ込みます。一度抜くと穴が広がり(バカになり)、二度と締まらなくなります。
③ 接着剤で固定されている
分解することを想定しておらず、ダボとボンドでガチガチに固められている家具も多く、解体=破壊になります。
リスクと予算に応じて、以下のいずれかを選んでください。
| ルートA:そのまま運ぶ (分解なし) |
ルートB:専門業者に頼む (分解・組立) |
ルートC:自分でやる (DIY) |
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条件付き推奨
メリット: 壊れるリスクが低い。 デメリット: 玄関や廊下を通らない場合、クレーン代(2~3万円)がかかる。 条件: そのまま搬出入できるサイズであること。 |
最も安全
メリット: プロが分解・再組立してくれるので安心。 デメリット: 費用がかかる(1点あたり1.5万~2.5万円程度)。 おすすめ: 大型ベッド(PAXなど)を持っている人。 |
リスク大
メリット: お金がかからない。 デメリット: 元に戻せない、強度が落ちてグラグラになるリスクが高い。 覚悟: 「壊れたら捨てる」くらいの気持ちが必要。 |
引越し業者が「運搬」だけ行い、「分解・組立」だけを専門業者に外注するパターンが増えています。
🔧 IKEA家具レスキュー隊「カグッコシ」
IKEA家具専門の解体・組立サービスです。
独自の補強技術を持っており、引越し業者に断られた家具でも対応可能なケースが多いです。
大切な家具を捨てたくないなら、ここ一択です。
予算がなく、自分で分解・再組立に挑む勇者へ。成功率を上げるコツを伝授します。
IKEA公式サイトで商品名を検索し、組立説明書のPDFをスマホに保存します。これがないと再組立は不可能です。
完成形だけでなく、金具の向き、ネジの種類など、分解する工程ごとに写真を撮ってください。
外したネジと、そのネジが入っていた穴に、マスキングテープで同じ番号(①、②…)を振ります。「元のネジを元の穴に戻す」ことで、強度の低下を最小限に防げます。
引越し業界歴23年。数々のIKEA家具トラブル(組立不能、破損)に直面し、現場での対応策を確立。現在は「安易なDIY分解」に警鐘を鳴らし、安全な専門業者の利用を推奨している。