「同じ荷物量、同じ距離なのに、なんで見積もりが10万円も違うの?」
それは、引越し料金には「定価」が存在しないからです。表向きの「丁寧な説明」の裏には、需給バランスで価格が倍増する「ダイナミックプライシング」という不都合な真実が隠されています。
💡 プロの結論:引越し見積もりは「時価」です
引越し料金は、あなたの荷物量よりも「その日のトラックが埋まっているか」で決まります。
ロジックを知らないまま営業マンと話すのは、目隠しをしてカジノで勝負するのと同じです。
引越し料金は、以下の3層構造になっています。「削れる部分」と「削れない部分」を区別するのが交渉の第一歩です。
引越し料金は、飛行機のチケットやホテルの宿泊費と同じ仕組み(需要と供給)で決まります。
これを業界では「稼働率調整」と呼びます。
「いつ引越せば安いのか」が一目でわかる表を作成しました。
| 時期 / 曜日 | 平日(月~木) | 金曜日 | 土日祝 |
|---|---|---|---|
| 通常期 (5月~2月) |
超激安 ★狙い目 |
安い | 普通 |
| 繁忙期 (3月~4月) |
高い | 激高 | 超激高 ※2~3倍 |
| 月末 (25日~) |
やや高 | 高い | 激高 |
※特に「午後便(時間指定なし)」を選ぶと、上記からさらに安くなります。
訪問見積もりで営業マンが使う「決まり文句」。その本当の意味を知ってください。
💡 業者の「空き枠」を見つければ勝てます
半額以下の「空き便」「帰り便」は、電話では教えてくれません。
条件に合う「空きトラック」がある業者を一発検索し、最安値枠を確保してください。
見積もりを安く見せるため、あえて2tロングではなく2tショート(小さい車)で見積もる営業がいます。当然、当日は荷物が載りきりません。
長距離引越しで、目的地からの「帰り道」のトラックを捕まえられれば格安になります。業者は自ら進んで提案しませんが、聞けば答えます。
多くの営業マンは「契約金額の〇%」が給料になります。つまり、あなたに高く契約させればさせるほど、彼らの給料は増えるのです。彼らの「親身なアドバイス」は、ポジショントークであることを忘れないでください。
引越し業界歴23年。現場班長、営業責任者、部長を歴任。見積もりの承認印を数万枚押してきた経験から、「どの業者がどこで嘘をついているか」を秒速で見抜く。現在は消費者の盾として情報を発信中。