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沖縄県への引越しは、国内移動ではなく「海外移住」くらいの準備と覚悟が必要です。
「コンテナ船便」を利用するため、費用は本土間の移動の2倍以上になることもザラで、荷物が届くまで1週間近くかかることも。
さらに、鉄筋コンクリート(RC)造が標準の住宅事情や、家電や車を蝕む「強烈な湿気と塩害」など、南国ライフの裏側にある厳しい現実と対策を、業界歴23年のプロが徹底解説します。
💡 沖縄引越しの鉄則
「持っていくもの」を極限まで減らしましょう。
「大型家具は現地調達が安い」「木造住宅は避ける」「除湿機と防錆対策は必須」この3つがポイントです。
沖縄への引越しはトラックだけでは完結しません。必ず「フェリー(コンテナ船)」を使います。
荷物は一度コンテナに積み替えられ、船で運ばれます。
手間と航送運賃がかかるため、費用は高額になりがちです。安い家具や家電なら、輸送費の方が高くつくことも。思い切って断捨離し、「体一つで引越して、現地でニトリやリサイクルショップで揃える」のが最も賢い方法です。
東京や大阪からだと、集荷からお届けまで中4日~1週間見ておく必要があります。
さらに台風が来ると船が欠航し、平気で数日遅れます。引越し直後の数日間は、布団も着替えもない状態になりかねないので、当座の生活用品は手持ちで運ぶか、ホテル泊を計画しましょう。
沖縄の街並みを見ると、コンクリートの四角い家が多いことに気づくはずです。
沖縄の台風は本土とはレベルが違います。最大風速50m/sクラスが直撃することも。
そのため、賃貸物件も「鉄筋コンクリート(RC)造」が基本です。木造アパートもありますが、台風時の揺れや音、シロアリ被害のリスクを考えると、RC造を選ぶのが無難です。
沖縄の人は湯船に浸かる習慣があまりなく、シャワーで済ませることが多いです。
そのため、一人暮らし向けの物件では「シャワーのみ(浴槽なし)」という部屋も珍しくありません。お風呂好きの方は、必ず内見でバスタブの有無を確認してください。
南国生活の最大の敵は、高温多湿な気候と潮風です。
【除湿機はフル稼働】
湿度が80%を超える日も珍しくなく、油断すると革靴やバッグが一瞬でカビます。エアコンの除湿機能だけでは追いつかないため、強力な除湿機が必須です。
【塩害(塩サビ)】
海に囲まれているため、潮風で自転車や車、室外機が錆びます。車はこまめな洗車とアンダーコート(防錆塗装)が必要です。
那覇市のモノレール(ゆいレール)以外に鉄道はありません。

引越し業界歴23年。現場班長から営業主任、マネージャー、部長まで経験。延べ1万件以上の引越し見積もりに関わり、業界の「裏」も「表」も知り尽くしたプロ。現在は「損をしない引越し」を広めるため、WEBメディアで情報を発信中。