本記事は広告を含みます
三重県への引越しは、「名古屋への通勤圏(ベッドタウン)」としての利便性と、伊勢神宮や鈴鹿サーキットなどの「観光・レジャー」が身近にある生活が魅力です。
しかし、南北に長い県土ゆえに「北部は雪が積もる」「南部は台風の通り道」という気候差があり、装備を間違えると痛い目に遭います。
近鉄沿線の家賃相場、物流トラックだらけの「国道23号線」の走り方、そして意外と厳しいゴミ分別まで、三重ライフのリアルを業界歴23年のプロが解説します。
💡 三重引越しの鉄則
名古屋経済圏ですが、文化は関西寄りです。
「名古屋通勤なら近鉄沿線」「北部に住むならスタッドレス必須」「国道23号は時間の余裕を持つ」この3つがポイントです。
三重県北部・中部は、実質的に名古屋のベッドタウンです。その大動脈が「近鉄(近畿日本鉄道)」です。
近鉄名古屋駅までの所要時間は以下の通りです(急行利用時)。
特に桑名市は「名古屋まで20分」というアクセスの良さから、家賃を抑えたい名古屋勤務者に大人気です。
JR関西本線も走っていますが、単線区間があったり、強風で遅れやすかったりするため、本数と安定性で勝る「近鉄」を選ぶ人が圧倒的です。
物件探しの際も、「近鉄の駅徒歩圏内」の方が家賃相場は高くなりますが、通勤ストレスは格段に減ります。
「三重県=温暖」と思っていると、北部の冬に驚かされます。
【ノーマルタイヤは危険】
いなべ市や四日市市の西部(山側)、桑名市などは、冬になると鈴鹿山脈からの雪雲が流れ込み、しっかり積雪します。
年に数回ですが、大雪で交通が麻痺することも。北勢エリアに住むなら、12月~3月はスタッドレスタイヤへの履き替えが必須です。
一方、津市より南のエリア(伊勢志摩・東紀州)は、黒潮の影響で温暖です。雪はほとんど降りません。
その代わり、台風の通り道になることが多く、日本有数の多雨地帯(尾鷲など)でもあります。ハザードマップで浸水リスクを確認しておきましょう。
三重県の南北を貫く国道23号線(名四国道)は、無料のバイパス道路ですが、その実態は「トラック専用高速道路」のようです。
四日市市は日本有数の工業都市(コンビナート)であり、環境対策に力を入れています。
そのため、ゴミの分別ルールが細かい自治体が多いです。指定ゴミ袋はもちろん、資源ごみの出し方や収集日が細かく決まっているため、引越し直後に「ゴミが出せない!」と慌てないよう、不動産屋に分別表をもらっておきましょう。

引越し業界歴23年。現場班長から営業主任、マネージャー、部長まで経験。延べ1万件以上の引越し見積もりに関わり、業界の「裏」も「表」も知り尽くしたプロ。現在は「損をしない引越し」を広めるため、WEBメディアで情報を発信中。