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京都への引越しは、憧れの「古都ライフ」の始まりですが、現実は「トラックが入らない狭い道」と「複雑怪奇な住所表記」との戦いです。
特に京都市内(洛中)は、一方通行の迷路のような道路事情に加え、観光シーズンの大渋滞が引越し作業を直撃します。
「上ル・下ル」の意味や、日本一高いと言われる指定ゴミ袋のリアル、そして厳しい景観条例が生む生活のルールまで、業界歴23年のプロが京都の洗礼を回避する術を伝授します。
💡 京都引越しの鉄則
京都は「道」と「ゴミ」に厳しい街です。
「引越し見積もりは現地確認が必須」「観光シーズンの土日は避ける」「自転車移動が最強」この3つを意識しましょう。
京都市中心部は、平安京以来の条坊制(碁盤の目)が残っていますが、現代の大型トラックには狭すぎます。
大通り(御池通や五条通など)は広いですが、一本路地に入ると「車1台がやっと通れる一方通行」が無限に続きます。
引越し業者のトラック(2トンロング以上)が入っていけず、遠くに停めて手運び(横持ち)になったり、軽トラックに積み替えるピストン輸送が必要になったりと、追加料金が発生しやすいエリアです。
電話見積もりだけで済ませず、必ず訪問見積もりで道幅を見てもらいましょう。
【郵便物には通り名を書く】
住民票などの公的書類には、「京都市中京区〇〇町1-1」のように町名と番地だけで登録するのが一般的です。
しかし、京都には同じ区内に同じ町名が複数存在することがあるため、郵便物や宅配便、そして引越し業者に伝える住所には「寺町通御池上ル」のような通り名を併記するのがマナーであり、誤配を防ぐ鉄則です。
京都での生活コストやストレスの一因となるのが「ゴミ」と「混雑」です。
京都市の燃やすゴミの指定袋(黄色)は、45リットル1枚あたり約45円と、全国でもトップクラスに高額です。
「ゴミを減らしてリサイクルする」意識が強く求められます。分別ルールも厳格なので、入居時にもらえる「ゴミ出しのしおり(こごみ)」は必読です。
観光シーズン(桜や紅葉の時期)の京都市バスは、観光客で満員になり、住民が乗れないことがあります。
また、東大路通などの主要道路は大渋滞します。京都市民の最強の移動手段は「自転車」です。平坦な道が多いため、ママチャリ一台あればどこへでも行けます。物件選びでは「駐輪場」の有無を重視してください。
盆地地形のため、夏と冬の厳しさは覚悟が必要です。
京都は日本一「学生の割合が高い街」でもあります。

引越し業界歴23年。現場班長から営業主任、マネージャー、部長まで経験。延べ1万件以上の引越し見積もりに関わり、業界の「裏」も「表」も知り尽くしたプロ。現在は「損をしない引越し」を広めるため、WEBメディアで情報を発信中。