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群馬県への引越しは、「災害が少なく住みやすい」という大きなメリットがある反面、独自の気候風土への適応が求められます。
冬は自転車を押し戻すほどの強風「空っ風(赤城おろし)」、夏は全国ニュースになるほどの「猛暑」。
そして何より、日本トップクラスの自動車保有率を誇る「超・車社会」です。「車がないと生活が詰む?」という疑問から、東京への新幹線通勤の利便性まで、群馬ライフのリアルを業界歴23年のプロが解説します。
💡 群馬引越しの鉄則
群馬での生活は「風」と「車」対策が全てです。
「洗濯物は部屋干し前提」「駐車場付き物件は必須」「冬タイヤは平野部でも履く」この3つを守れば快適に暮らせます。
「かかあ天下と空っ風」と言われる通り、群馬の冬(特に12月~3月)は風との戦いです。
【風速10m超えは日常茶飯事】
赤城山から吹き下ろす冷たく乾燥した強風は、台風並みの強さになることがあります。
外に洗濯物を干すと、飛ばされるだけでなく、畑の土埃(砂嵐)で茶色く汚れてしまいます。群馬県民の多くは「サンルーム」や「室内物干し」、「乾燥機」を活用しています。物件選びでは「室内干しスペース」の有無を必ず確認しましょう。
空っ風は極度に乾燥しています。東京から来た人が驚くほど肌や喉が乾燥します。
加湿器は必須アイテムですが、逆に言えば「カビが生えにくい」「布団がすぐ乾く」というメリットもあります。
群馬県は運転免許保有率や自動車保有台数が常に全国上位です。電車やバスは本数が少なく、生活の足としては心もとないのが現状です。
スーパー、コンビニ、薬局、クリーニング店まで、あらゆる店舗に広大な駐車場があります。
銀行ATMやスタバはもちろん、クリーニングやメガネ屋までドライブスルー対応している店舗があるほどです。引越しにおいて「駐車場2台付き」の物件探しは基本中の基本です。
「高崎や前橋の平野部は雪が積もらないからノーマルタイヤでいい」というのは危険な誤解です。
雪は少なくても、朝晩の放射冷却と空っ風で路面が凍結します。また、少し北上すれば温泉地やスキー場があり、急な積雪もあります。「冬(12月~3月)はスタッドレス」が県民の常識であり、マナーです。
高崎駅は上越新幹線と北陸新幹線の分岐点であり、交通の要衝です。
| 区間 | 所要時間 (新幹線) | 特徴 |
|---|---|---|
| 高崎 ⇔ 東京 | 最速 約50分 | 本数が非常に多い。 座って通勤できる可能性大。 |
| 高崎 ⇔ 大宮 | 約25分 | あっという間に着く。 埼玉への通勤も楽勝。 |
※ 高崎市は新幹線通勤補助金を出している企業のサテライトオフィス誘致なども盛んです。都内の高い家賃を払うより、群馬で広い家に住み、新幹線通勤をするスタイルを選ぶ人が増えています。
群馬県の平野部(特に伊勢崎市、館林市、前橋市)は、夏になると全国最高気温を争う激暑地帯です。

引越し業界歴23年。現場班長から営業主任、マネージャー、部長まで経験。延べ1万件以上の引越し見積もりに関わり、業界の「裏」も「表」も知り尽くしたプロ。現在は「損をしない引越し」を広めるため、WEBメディアで情報を発信中。