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「全47都道府県幸福度ランキング」で何度も1位に輝く福井県。
豊かな自然、広い家、高い教育水準など魅力は尽きませんが、その生活を支えているのは「共働き」と「車社会」という現実です。
北陸新幹線の敦賀延伸でアクセスが向上した一方、変わらない冬の厳しさ(重い雪・曇天)への備えなど、福井ライフをスタートさせるための必須知識を、業界歴23年のプロが解説します。
💡 福井引越しの鉄則
生活の質は高いですが、初期投資が必要です。
「車は大人1人につき1台」「除湿機と金属製スコップを用意」「融雪付き駐車場を選ぶ」この3つが鍵です。
福井県は教育や雇用、安全性などで高い評価を得ていますが、気候に関しては覚悟が必要です。
【日照時間が短い】
北陸特有の気候で、冬場は晴れ間がほとんどありません。常に雲が垂れ込め、雨や雪が降ったり止んだりを繰り返します。
湿度が非常に高いため、洗濯物は外に干せません。「サンルーム」や「浴室乾燥機」、そして高性能な「除湿機」は、福井県民の三種の神器と言っても過言ではありません。
福井の雪は、水分をたっぷり含んだ「湿雪」です。
北海道のサラサラ雪とは違い、スコップに乗せるとズッシリと重みを感じます。プラスチック製の華奢なスコップでは歯が立たず、割れてしまうことも。
ホームセンターで「金属製の角スコップ」や、雪を押して運ぶ「スノーダンプ(ママさんダンプ)」を購入しましょう。
福井県は伝統的に共働き率が高く、女性の就業率も全国トップクラスです。
持ち家率が高く、一軒あたりの延べ床面積が広いです。
これは三世代同居が多かった名残でもありますが、現在は「親の近くに住む(近居)」スタイルが主流です。祖父母が孫の面倒を見るなど、子育てサポート環境が整っていることが、高い幸福度の要因の一つです。
公共交通機関(電車・バス)は、福井市内の路面電車などを除けば、本数が少なく生活の足としては不十分です。
通勤、買い物、子供の送迎まで全て車で行います。夫婦なら車2台、子供が免許を取れば3台、4台と増えていきます。
アパート探しでは「駐車場2台付き(しかも並列駐車)」が必須条件となることが多いです。
2024年3月、北陸新幹線が敦賀駅まで延伸開業しました。
物件選びで絶対にチェックしてほしいのが「融雪装置」です。

引越し業界歴23年。現場班長から営業主任、マネージャー、部長まで経験。延べ1万件以上の引越し見積もりに関わり、業界の「裏」も「表」も知り尽くしたプロ。現在は「損をしない引越し」を広めるため、WEBメディアで情報を発信中。