引越し当日、「トラックがここまで入れません」と告げられたら…。
「え?そんな話聞いてない」「追加料金いくら?」とパニックになりますよね。
実はこれ、「2トンロング」という業界標準サイズのトラックが原因で起きる、最も多いトラブルの一つです。
💡 プロの結論:トラブルの原因は「2トンロング」です
「2トントラックだから小さいだろう」は大間違い。
実は車長6m以上あり、普通の住宅街のカーブは曲がれません。
引越し業者がよく使うトラックには、大きく分けて2種類あります。
| 車種 | 車長 | 特徴 | 危険度 |
|---|---|---|---|
| 2トンショート | 約4.7m | 一般的な駐車スペースに収まる。小回りが利く。 | 安全 |
| 2トンロング | 約6.4m | 意外と長い! 荷物は積めるが、住宅街の直角カーブが曲がれない。 | 超危険 |
※ 多くの業者は積載効率の良い「2トンロング」を標準で使用します。見積もり時に「ショート」を指定しないと、デフォルトでロングが配車される可能性が高いです。
家の前に停められない場合、以下のいずれかの対応になり、費用が発生します。
トラックを停めた位置から玄関まで、作業員が走って荷物を運ぶこと。距離に応じて料金が加算されます。
※ 30m離れていて作業員3名なら、それだけで数万円のアップです。雨の日は荷物が濡れるリスクも増大します。
大通りに停めた親トラックから、軽トラックなどに荷物を積み替えてピストン輸送する方法。車両追加になるためさらに高額です。
業者は住所からGoogleマップで道幅を確認しますが、ストリートビューで見落とされがちなのが「電柱」「看板」「植木」の空中障害物です。
見積もり時の備考欄やメールで、新居の前の道路のGoogleマップURLを送りましょう。
そして一言、「家の前の道幅は○mですが、電柱が出っ張っているので2トンロングは厳しそうです」と書き添えます。
これだけで、業者は「詳しい客だ」と認識し、慎重に「2トンショート」を手配してくれます。
もし訪問見積もりをしていたなら、それは業者の完全なミスです。
「ショート車指定」や「小運搬」にも対応できる業者は?
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引越し業界歴23年。ドライバーとして数々の「激狭道路」を攻略。2トンロングが入らず立ち往生する現場を何度も目撃しており、「トラックのサイズ選び」こそが引越し成功の鍵であると提唱している。