「部屋が汚いから見せたくない」「営業マンが家に来て居座られるのが怖い」
その気持ちは痛いほど分かります。しかし、安易に「電話見積もり」を選ぶことは、当日数万円の追加請求や作業拒否という時限爆弾を抱えることになります。
💡 結論:電話のみは「超・危険」です
※単身で荷物が少ない方は除きます。
訪問に抵抗があるなら、現代には「リモート(ビデオ)見積もり」という第3の選択肢があります。
「正確な荷物量」を業者の目に焼き付けさせない限り、あなたの家財は守れません。
見積もり方法には3つの種類があります。それぞれの特徴を整理しました。
| 項目 | 訪問 | リモート | 電話 |
|---|---|---|---|
| 正確さ(物量) | ◎ 完璧 | 〇 高い | × 危険 |
| 所要時間 | 30~60分 | 15~30分 | 15~20分 |
| 営業圧力 | 高(居座り注意) | 低(切れば終了) | 低 |
| 当日トラブル | ほぼゼロ | 少ない | 非常に多い |
業者が電話契約を勧める時、そこには「責任逃れ」の意図があります。
当日荷物が乗り切らなかった時、業者は必ずこう言います。「お電話ではその家具の話、聞いてませんよね?」。言った言わないの水掛け論になり、泣く泣く追加料金を払うことになります。
安い見積もりの条件として「トラックに乗る分だけ運ぶ(積み切り)」と小さく書かれていることがあります。電話では詳しく説明されず、当日家具を置いていかれる最悪のパターンです。
ZoomやLINEビデオ通話を使った見積もりが急増しています。これが現代の最適解です。
📹 訪問は嫌だけど、トラブルも嫌なあなたへ
スマホで部屋を映すだけ。所要時間は訪問の半分以下。
「部屋には入れない、でも荷物は見せる」この賢い方法で、安全と手軽さを両立させてください。
ご自身の状況に合わせて選んでください。無理に電話を選ぶと詰みます。
「荷物が少ないから電話でいい」という場合も、必ず証拠を残してください。
業者は「訪問させてください」と食い下がります。その際の断り文句です。
👨💼 営業マン:「一度お荷物を拝見しないと正確な金額が出せませんので…」
👩 あなた:「感染症対策(または防犯上の理由)で、対面での見積もりは全てお断りしています。リモート見積もり、またはビデオ通話で対応してくれる業者さんにお願いすることにしました」
※こう言えば、相手も「じゃあウチもリモートで」と折れるか、諦めて電話で対応してくれます。
引越し業界歴23年。数万件のトラブルを処理してきた経験から「電話見積もりがいかに火種の宝庫か」を熟知。現在は「訪問」と「電話」の良いとこ取りである「リモート見積もり」を推奨している。