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😡 引越し作業員が指示を無視!「言ったのに…」で泣かないための完全統率マニュアル|張り紙・色分け術付き

「運ばないでと言った不用品を新居に持ってこられた」「この部屋の荷物は2階へと伝えたのに1階に積まれた」
引越し当日のトラブルで最も多いのが、こうした「作業員への指示が伝わらない(無視される)」問題です。

実はこれ、単なるコミュニケーション不足ではなく、引越し現場特有の構造的な欠陥が原因です。本記事では、業界歴23年の元現場管理職が、口下手な方でも確実に作業員をコントロールできる「指示書作成術」と「現場での立ち回り」を徹底解説します。

この記事の目次

💡 プロの結論:指示は「口」ではなく「目」で伝えろ

作業員は重い荷物を持ちながら走り回っており、口頭の指示は物理的に頭に残りません。
「張り紙」「色分け」「図面」で可視化することが、唯一の解決策です。

1. なぜ作業員は指示を無視するのか?(3つの心理)

彼らに悪気があるケースは稀です。ほとんどは「プロの慢心」と「情報の断絶」が原因で発生します。

① マニュアル依存と慢心

ベテランほど「引越しはこうやるものだ」という固定観念が強く、顧客の細かい要望を「素人の非効率な思いつき」と軽視し、無意識に聞き流す傾向があります。

② 効率最優先の思考

「この部屋から先に」と言われても、「いや、玄関から近い順に積んだ方がトラックの積載効率が良い」と勝手に判断し、無断で手順を変更します。

③ リーダーとバイトの格差

あなたがリーダー(社員)に伝えても、リーダーが忙しくてバイトに伝えていないケース。末端の作業員は何の指示も知らされずに動いています。

2. 【準備編】絶対に間違えさせない「物理的対策」

「言った言わない」の水掛け論を防ぐには、物理的に「間違えられない環境」を作ることが重要です。以下の3つのテクニックを駆使してください。

(1) 最強のツール「色分けテープ術」

部屋ごとに「テーマカラー」を決め、視覚的にリンクさせます。文字を読む必要がないため、外国人スタッフや短期バイトにも100%伝わります。

色分けの実践手順
📝 ポイント: 「この箱は赤の部屋へ」と言うだけで済みます。テープにはマジックで大きく「2F 寝室」などと補足すれば完璧です。

(2) ダンボールへの「ナンバリング」

ダンボールに通し番号(No.1~No.50など)を振り、自分の手元のリストに中身を控えておきます。万が一紛失した際に「No.12の箱がない」と即座に指摘でき、盗難抑止力にもなります。

(3) 張り紙と間取り図の掲示

特に「運んでほしくないもの」「注意してほしいもの」には、A4用紙に極太マジックで書いた張り紙を直接貼ってください。

また、新居の玄関には、手書きで家具の配置を書いた「拡大間取り図」を貼り、作業員全員がいつでも見られる状態にしておきましょう。

3. 【当日編】プロを動かす「朝の3分ミーティング」

作業開始直後、リーダーだけでなく「作業員全員」を集めてもらい、以下のことを伝えます。これをやるだけで、スタッフの意識が劇的に変わります。

朝礼での挨拶・指示

「本日はよろしくお願いします。
2点だけお願いがあります。
① ダンボールに貼ってある色のテープと、新居の部屋の色を合わせてください。
② 『運搬禁止』の紙が貼ってあるものは、絶対に触らないでください。
これ以外はプロの皆様にお任せします。冷たい飲み物を用意しているので、休憩の時におっしゃってください。」

👍 心理テクニック: 最初に「飲み物を用意している」と伝えることで、返報性の原理(好意には好意で返したくなる心理)が働き、指示を聞いてもらいやすくなります。

4. 無視された時の「緊急停止」スクリプト

それでも作業中に指示が無視されたり、勝手な判断で進められそうになった時は、遠慮なく作業を止めてください。

その場で作業を止める

「すみません、ちょっとストップしてください!
先ほどの指示と違う動きになっています。
リーダーの方、一度確認をお願いします。」

「効率が良いので」と言い訳された時

「おっしゃることは分かりますが、効率よりもこちらの指定した手順を優先してください。
もし要望通りに進めていただけない場合、作業完了の確認サインはできません。」

NG行動:やってはいけないこと

5. 指示無視で損害が出た時の「落とし前」

「運ばないでと言った不用品」を新居に運ばれてしまった場合や、指定と違う部屋に大量の荷物を置かれた場合は、明確な契約不履行(債務不履行)です。

具体的な請求・対応項目

これらを認めさせるためには、「指示書(張り紙の写真やメールの控え)」という証拠が不可欠です。口頭だけでは「聞いていない」と言われて終わります。

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6. よくある質問(FAQ)

作業員が指示を無視して家具を配置した場合、後から直してもらえますか?
はい、多くの引越し業者では「家具配置サービス(1回まで)」などが含まれています。明らかに指示と違う場所に置かれた場合、当日中または後日無償で移動を要請できます。ただし、完了サインをした後の申告は有料になる場合があるため、サイン前に必ず確認してください。
「運ばないで」と書いた不用品を新居に運ばれてしまいました。処分費用は請求できますか?
請求可能です。張り紙などで明確に指示していたにも関わらず業者が運んだ場合、業者の過失となります。新居での処分費用、または旧居へ戻すための輸送費を請求してください。証拠として「運搬禁止」の張り紙をした状態の写真を撮っておくと確実です。
作業員の態度が悪く、指示を聞いてくれません。現場責任者に言っても無駄な場合は?
その場で営業所(支店)に電話を入れてください。「現場のスタッフでは話にならないため、運行管理者(配車担当)を出してください」と伝え、作業の中断と担当者の交代、あるいは指導を強く求めてください。
👨‍🔧 プロからのアドバイス 「引越し当日のあなたは『お客様』であると同時に『現場監督』です。
遠慮は無用です。お金を払って依頼している以上、あなたの指示が絶対です。
違和感を感じたら、勇気を持って『ストップ!』と声を上げてください。それが結果的に、業者にとってもやり直しを防ぐ最良の結果になります。」
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この記事の監修者 元引越しセンター 部長 S

引越し業界歴23年。現場リーダーとして数千件を指揮。「指示が伝わらないのは発信側の責任もある」という厳しい視点を持ちつつ、素人でもプロを動かせる「可視化テクニック」を提唱。トラブルゼロの現場作りを支援している。

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