「退去時に高額なクリーニング代を請求されたくない」「どこまで掃除すればいいの?」
敷金返還は、大家さんとの「知恵比べ」です。国土交通省のガイドラインを知っているだけで、あなたの手元に戻ってくる金額は何万円も変わります。
💡 結論:経年劣化は「大家負担」です
普通に住んでいてできた汚れ(日焼け、家具の凹み)は、あなたが支払う必要はありません。
ただし「掃除をサボった油汚れ・カビ」は借主負担になります。ここが勝負所です。
退去立会い時に「これは私の負担ではありません」と言えるようになりましょう。
| 😥 あなたが払うもの(借主負担) ※故意・過失・善管注意義務違反 |
😃 大家が払うもの(貸主負担) ※経年劣化・通常損耗 |
|---|---|
| タバコのヤニ汚れ・臭い ペットのひっかき傷・臭い 掃除をサボったカビ・水垢・油汚れ 引越し作業でつけた傷 キャスターによる床の深い傷 | 畳・壁紙の日焼け(日照) 冷蔵庫・テレビ裏の黒ずみ(電気焼け) 家具設置による床の凹み 画鋲の穴(下地ボードが無事なら) 耐用年数を超えた設備の故障 |
部屋全体を完璧にする必要はありません。「印象」を左右する場所だけピカピカにしてください。
💦 「汚れが酷すぎて落ちない…」という方へ
諦めて高額な「退去後クリーニング費用(業者価格)」を請求されるより、
今のうちに「プロの掃除」を入れておくほうが、トータルで数万円安く済む場合があります。
もし不当な請求をされそうになったら、この言葉を使ってください。
その場でサインをしてはいけません。一度持ち帰る姿勢を見せるだけで、相手は無茶な請求を引っ込めることがあります。
引越し業界歴23年。数え切れないほどの退去立会いに同席し、悪質な管理会社の手口を目撃。借り手が不当に損をしないための「知識の武装」を広めている。