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「引越しって何時間くらいかかるの?」
午前中で終わる? 午後から予定を入れても大丈夫? 家族だと1日仕事?
この質問、本当によく聞かれます。
私は元・引越しセンター部長として23年間、数万件の現場を見てきましたが、
「思ったより時間がかかって、その後の予定が崩れた…」という失敗をする人が後を絶ちません。
この記事では、単身・家族それぞれのリアルな所要時間と、時間を短縮するためのプロのテクニックを解説します。
👉 結論:平均は約4時間前後
ただしこれはあくまで目安です。
✔ 単身 → 2~3時間
✔ 家族 → 半日~1日
ここまで差が出ます。特に家族の引越しは「丸1日潰れる」覚悟が必要です。
引越し当日の作業は、大きく3つのパートに分かれます。
この合計時間が「引越しの所要時間」です。
荷物の積み込み
新居への移動
(距離による)
荷物の運び入れ
👉 合計:約3~5時間
ポイントは「移動時間」です。同一市内なら30分で済みますが、県外への移動なら数時間かかります。
トラックは安全運転義務があるため、移動時間の短縮はできません。
まずは一番多い、単身引越しのケースです。
平均:約60分
ダンボール10~20箱、大型家具が少なめであれば、プロ3人でやると「もう終わったの?」というレベルの速さです。30~60分で部屋が空っぽになります。
| 移動距離 | トータル所要時間 |
|---|---|
| 近距離 (市内) |
約2~3時間 |
| 中距離 (県外) |
約3~5時間 |
| 長距離 | 半日~1日以上 |
ここから一気に時間が伸びます。「単身の倍」では済みません。
目安:約1.5~2.5時間(70~150分)
ダンボールの量が桁違いな上、大型冷蔵庫やドラム式洗濯機、ベッドの解体・組み立て作業が入るため、物理的に時間がかかります。
| 移動距離 | トータル所要時間 |
|---|---|
| 近距離 (市内) |
約4~6時間 (半日) |
| 中距離 (県外) |
6~8時間 |
| 長距離 | 丸1日~2日 |
さらに、荷造りから任せる「フルサービスプラン」の場合は、+3~4時間かかります。
家族引越しの場合、「午後から出勤」などの予定を入れるのは無謀です。
意外と忘れがちですが、当日は「運ぶだけ」ではありません。
以下の雑務で +1~2時間 追加されると考えてください。
これ、本当に多いトラブルです。絶対に避けてください。
荷造りを別料金で依頼している場合は別ですが、国土交通省の「標準引越運送約款」では、『荷造りは依頼者の義務』と定められています。
当日になっても荷物が散乱していたり、箱詰めが終わっていない場合、業者は作業を拒否できます。
この場合、キャンセル料を請求された上で、引越しができないという最悪の事態になります。冗談抜きです。
作業時間が短くなれば、追加料金のリスクも減り、スムーズに終わります。
元引越し屋の本音:当日は「丸1日空ける」が正解
引越しにはトラブルがつきものです。
交通渋滞、急な雨、エレベーターの待ち時間など、予定通りにいかないことが多々あります。
「午後から仕事」「夜に会食」などの予定は入れず、余裕を持って当日を迎えましょう。

引越し業界歴23年。大手引越し業者と中堅業者の両方で管理職を経験。それぞれの裏事情を知り尽くしており、「大手だから安心、中堅だから不安」という先入観を捨て、賢く使い分ける方法を提唱している。