「3月末の見積もりが50万円を超えた…」「どこの業者に電話しても断られる…」
3月~4月の引越しは、まさに戦場です。需要が供給を遥かに上回るため、業者は強気な価格設定(通常期の2~3倍)で攻めてきます。しかし、諦めるのはまだ早いです。
💡 結論:業者の「隙間」を狙い撃て
繁忙期でも「100%満車」ではありません。トラックの配車パズルには必ず隙間があります。
「いつでもいい」「何時でもいい」という譲歩カードを切れる人だけが、奇跡の安値を勝ち取れます。
敵を知ることから始めましょう。以下は業界標準の「料金ランク」です。1日ずらすだけで5万円変わることもあります。
| 時期 | 平日 | 土日祝 | 危険度 |
|---|---|---|---|
| 3月上旬 (1日~19日) |
やや高 1.2倍 |
高い 1.5倍 |
⚠ |
| 3月下旬 (20日~31日) |
激高 2.5倍 |
超激高 3.0倍~ |
☠️ |
| 4月上旬 (1日~10日) |
高い 1.8倍 |
激高 2.5倍 |
⚠️ |
| 4月中旬以降 (11日~) |
通常 1.0倍 |
通常 1.2倍 |
🆗 |
※倍率は通常期(5月~2月)と比較した目安です。
💡 「空き便」を自分で探すのは不可能です
1社ずつ電話して「安い日はいつ?」と聞いても教えてくれません。
「あなたの条件で安くなる(空きがある)業者」を一括検索し、最安値のチケットを手に入れてください。
トラックをチャーターする(貸し切る)から高いのです。カゴ台車単位で運ぶ「単身パック」なら、混載便なので料金は安定しています。
古い冷蔵庫や洗濯機の運搬費だけで、新品が買えるのがこの時期です。思い切って大型家具を処分し、ダンボールと布団だけで引越せば、宅配便感覚の料金で済みます。
この時期に「午前便」を指定するのは、自分から「高くしてください」と言っているようなものです。
「時間はいつでもいいです。夜になっても構いません」と伝えてください。業者はパズルの最後のピースとして、あなたの引越しを隙間に組み込めるため、大幅な値引きが可能になります。
どうしても退去日が3月末で、予算がない場合の最終奥義です。「人間」と「荷物」を別の日に移動させます。
① 3月末に退去し、荷物は近所の「トランクルーム」へ避難させる(レンタカーで自力搬入)。
② 人間は実家かホテル、ウィークリーマンションへ。
③ 4月中旬の安い時期に、改めて業者を使って新居へ運ぶ。
| 項目 | 通常プラン(3月末) | 時差プラン(4月中旬) |
|---|---|---|
| 引越し料金 | 200,000円 | 50,000円 |
| トランクルーム等 | 0円 | 20,000円 |
| 合計 | 200,000円 | 70,000円 |
※単身・中距離移動の概算です。手間はかかりますが、約13万円も浮きます。
「高いから自分でやろう」と安易に考えるのは危険です。素人の搬出入は時間がかかり、壁や家具を破損するリスクが高いです。
結論:近距離(同一市内)かつ荷物が少ないならアリ。長距離や大型家具があるなら業者の方が安全で安上がりです。
引越し業界歴23年。毎年3月の「配車パズル(いかにトラックを隙間なく埋めるか)」と格闘してきた元部長。業者が喉から手が出るほど欲しい「隙間の客」になることで、驚くほど安く契約する裏技を提唱。